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第5回 小さなネットワーク② ― パソコンが増えたらどうつなぐ?昔のネットワークのつなぎ方をやさしく解説

結論

パソコンが2台だけなら、ケーブル1本で直接つなげました。

しかし、3台、4台と増えていくと、1本ずつケーブルをつなぐ方法では限界がきます。

そこで昔のネットワークでは、1本のケーブルをみんなで共有するという方法が使われていました。

今回は、その「昔のつなぎ方」をイメージ重視でわかりやすく説明します。


はじめに

前回は、パソコンとプリンターをケーブルで直接つなぐ、とても小さなネットワークについて説明しました。

パソコンとプリンターの接続図

このくらい小さいと、とてもシンプルです。

でも実際には、複数台のコンピュータをつなぐことが一般的です。

しかし、普通に考えると、1本のケーブルには両端しかありません。

つまり、

パソコン ───── パソコン

のように、2台しかつなげません。

では、どうやって3台以上つないでいたのでしょうか。。

ケーブル共有

昔のネットワークでは、1本の長いケーブルの途中に穴をあけて、機械をつなぐ場所を増やしていました。

パソコンとプリンターの接続図

ケーブルの途中に接続ポイントを作り、そこへパソコンをつないでいました。

つまり、

  • ケーブルは1本
  • その1本をみんなで共有

という考え方です。

今の感覚で考えると、

「ケーブルに穴をあけるって、ちょっと強引では……?」

と思うかもしれません。

実際、かなり力技に見える方法でした。

そのくらい、昔のネットワークは「まずはつながればOK」という、今よりずっとシンプルな発想で作られていたのです。

参考程度ですが、穴をあけて機器を接続するためのタップは「トランシーバー」という機器です。

トランシーバーは、ケーブルにガブッとかみつくような形で、まるでヴァンパイアが牙で噛みついているようにみえることから、「ヴァンパイアタップ」とも呼ばれていました。

パソコンとプリンターの接続図

まとめ

今回は、パソコンの台数が増えたときの、昔のネットワークのつなぎ方について説明しました。

ポイントは次の通りです。

  • 2台だけならケーブル1本で直接つなげる
  • 台数を増やすには、ケーブルに穴をあけて接続ポイントを作っていた

この方法はシンプルですが、実は大きな問題もありました。

次回は、

みんなで1本のケーブルを共有すると何が起きるのか なぜ通信がうまくいかなくなるのか

について、やさしく説明していきます。