結論
パソコンが2台だけなら、ケーブル1本で直接つなげました。
しかし、3台、4台と増えていくと、1本ずつケーブルをつなぐ方法では限界がきます。
そこで昔のネットワークでは、1本のケーブルをみんなで共有するという方法が使われていました。
今回は、その「昔のつなぎ方」をイメージ重視でわかりやすく説明します。
はじめに
前回は、パソコンとプリンターをケーブルで直接つなぐ、とても小さなネットワークについて説明しました。
このくらい小さいと、とてもシンプルです。
でも実際には、複数台のコンピュータをつなぐことが一般的です。
しかし、普通に考えると、1本のケーブルには両端しかありません。
つまり、
パソコン ───── パソコン
のように、2台しかつなげません。
では、どうやって3台以上つないでいたのでしょうか。。
ケーブル共有
昔のネットワークでは、1本の長いケーブルの途中に穴をあけて、機械をつなぐ場所を増やしていました。
ケーブルの途中に接続ポイントを作り、そこへパソコンをつないでいました。
つまり、
- ケーブルは1本
- その1本をみんなで共有
という考え方です。
今の感覚で考えると、
「ケーブルに穴をあけるって、ちょっと強引では……?」
と思うかもしれません。
実際、かなり力技に見える方法でした。
そのくらい、昔のネットワークは「まずはつながればOK」という、今よりずっとシンプルな発想で作られていたのです。
参考程度ですが、穴をあけて機器を接続するためのタップは「トランシーバー」という機器です。
トランシーバーは、ケーブルにガブッとかみつくような形で、まるでヴァンパイアが牙で噛みついているようにみえることから、「ヴァンパイアタップ」とも呼ばれていました。
まとめ
今回は、パソコンの台数が増えたときの、昔のネットワークのつなぎ方について説明しました。
ポイントは次の通りです。
- 2台だけならケーブル1本で直接つなげる
- 台数を増やすには、ケーブルに穴をあけて接続ポイントを作っていた
この方法はシンプルですが、実は大きな問題もありました。
次回は、
みんなで1本のケーブルを共有すると何が起きるのか なぜ通信がうまくいかなくなるのか
について、やさしく説明していきます。