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        <title>DHCP on ネットワーク入門講座</title>
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        <description>Recent content in DHCP on ネットワーク入門講座</description>
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        <lastBuildDate>Thu, 21 May 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://network-introduction.com/tags/dhcp/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml" /><item>
            <title>IPアドレスとは？仕組みと表記形式を基礎から解説【第19回】</title>
            <link>https://network-introduction.com/post/ip-address-basics/</link>
            <pubDate>Thu, 21 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
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            <description>&lt;img src=&#34;https://network-introduction.com/post/ip-address-basics/thumb.webp&#34; alt=&#34;Featured image of post IPアドレスとは？仕組みと表記形式を基礎から解説【第19回】&#34; /&gt;&lt;h2 id=&#34;この記事でわかること&#34;&gt;この記事でわかること&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;ul&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;IPアドレス&lt;/strong&gt;：ネットワークをまたいで機器を識別するための「論理的な住所」&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;なぜMACアドレスとは別に必要か&lt;/strong&gt;：MACアドレスは「場所の情報」を持たないため、別ネットワークへの転送に使えない&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;IPv4の表記形式&lt;/strong&gt;：0〜255の数値4つをドットで区切った32ビットの形式&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;パケット&lt;/strong&gt;：IPアドレスを宛先・送信元として含む、インターネット層の「封筒」&lt;/li&gt;&#xA;&lt;/ul&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;はじめに&#34;&gt;はじめに&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;前回の記事では「ネットワーク」という言葉の2つの意味を整理し、インターネット層がネットワーク同士をつなぐ役割を担うことを学びました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;自宅のパソコンでGoogleのトップページを開くとします。このとき、あなたのパソコンと「世界のどこかにあるGoogleのサーバー」が通信をしています。この2台は全く別のネットワークに属しています。ルーターは&lt;strong&gt;IPアドレス&lt;/strong&gt;を手がかりに、正しい相手へデータを届けています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;macアドレスだけでは届かない理由&#34;&gt;MACアドレスだけでは届かない理由&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;第17回で、同じネットワーク内の機器識別にはMACアドレスが使われることを学びました。スイッチがMACアドレステーブルを照合して、宛先の機器だけにデータを届けていましたね。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;では、なぜネットワークをまたぐときにMACアドレスでは不十分なのでしょうか。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;MACアドレスには大きな弱点があります。&lt;strong&gt;「場所」の情報を持っていない&lt;/strong&gt;のです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;MACアドレスはメーカーが製造時に書き込む番号で、&lt;code&gt;00:1A:2B:3C:4D:5E&lt;/code&gt; のような形式をしています。この番号は世界で一意ですが、「この機器が今どのネットワークにいるか」という情報は含まれていません。指紋のようなものです──本人を特定できても、その人が今どこにいるかはわかりません。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;🏠 自宅のネットワーク                  🌐 Googleのネットワーク&#xA;┌──────────────────────┐             ┌─────────────────────────┐&#xA;│  スマートフォン        │             │  Googleのサーバー        │&#xA;│  MAC: AA:BB:CC:DD:... │─────────── ▶│  MAC: 11:22:33:44:...   │&#xA;└──────────────────────┘             └─────────────────────────┘&#xA;           ↑&#xA;  MACアドレスに「場所」の情報はない&#xA;  自宅のルーターはGoogleのMACアドレスを知らない&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;p&gt;世界中のすべての機器のMACアドレスとその所在地をルーターが記憶・管理するのは現実的ではありません。宅配業者が「日本中の全世帯の家の外観と住所を丸ごと暗記して配達する」ようなものです。現在インターネットに接続する機器は数百億台規模にのぼります。仮に記憶できたとしても、管理するデータ量が膨大になりすぎます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;必要なのは、「どのネットワークに属しているか」という場所の情報を含んだアドレスです。&lt;/strong&gt; これがIPアドレスです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;ipアドレスとは&#34;&gt;IPアドレスとは&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;IPアドレスの「IP」は &lt;strong&gt;Internet Protocol（インターネット・プロトコル）&lt;/strong&gt; の略です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;ul&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Internet（インターネット）&lt;/strong&gt;：inter（〜の間）＋ net（ネットワーク）＝ ネットワーク同士をつなぐもの&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Protocol（プロトコル）&lt;/strong&gt;：もともとは外交の場での「議定書・手続きの取り決め」を指す言葉。ネットワークでは「通信のルール・約束事」を意味します&lt;/li&gt;&#xA;&lt;/ul&gt;&#xA;&lt;p&gt;IPアドレスとは、「インターネット上で機器を識別するための、IPのルールに基づいた住所」です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;MACアドレスが「生まれながらに持っている固有番号（指紋）」であるのに対して、IPアドレスは**「今いる場所によって変わる住所」**です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;自宅のネットワーク機器に接続すれば自宅ネットワーク内のIPアドレスが割り当てられ、カフェのWi-Fiに接続すればそのカフェのネットワーク内の別のIPアドレスに変わります。同じパソコンでも、接続するネットワークが変われば別のIPアドレスになります。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;この「場所によって変わる」という性質こそが、ルーターが経路を決める手がかりになっています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;ipアドレスが場所の情報を持てる理由&#34;&gt;IPアドレスが「場所の情報」を持てる理由&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;郵便の住所を思い浮かべてください。「東京都渋谷区〇〇町1-2-3」には、「日本の中の東京都の中の渋谷区の中の〇〇町」という階層的な構造があります。だからこそ、郵便局のスタッフは「次は渋谷の配達センターへ」と段階的に判断できます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;IPアドレスも同じ考え方をしています。IPアドレスには「このアドレスはどのネットワークに属しているか」を示す部分が含まれており、ルーターはその部分を読んで「次はどのネットワークへ転送すればいいか」を判断します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;この「どのネットワークに属しているか」を示す部分を&lt;strong&gt;ネットワーク部&lt;/strong&gt;、「そのネットワーク内のどの機器か」を示す部分を&lt;strong&gt;ホスト部&lt;/strong&gt;と呼びます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;   192.168.1  .  10&#xA;  ┌──────────┐┌──┐&#xA;  │ネットワーク部││ホスト部│&#xA;  └──────────┘└──┘&#xA;  「どのネットワーク」   「そのネットワーク内のどの機器」&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;p&gt;この構造の詳細は次の記事で扱います。ここでは「IPアドレスには場所を示す部分がある」とだけ覚えておいてください。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;同じネットワーク内の機器はipアドレスが似ている&#34;&gt;同じネットワーク内の機器はIPアドレスが似ている&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;このネットワーク部という概念を知っていると、IPアドレスを見ただけで「この2台は同じネットワークにいる」と判断できます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;たとえば、自宅のルーターが &lt;code&gt;192.168.1.1&lt;/code&gt;、スマートフォンが &lt;code&gt;192.168.1.10&lt;/code&gt;、パソコンが &lt;code&gt;192.168.1.20&lt;/code&gt; だとします。3つとも &lt;code&gt;192.168.1&lt;/code&gt; という部分が共通していますね。この共通部分がネットワーク部で、3台が同じネットワーク内にいることを示しています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;192.168.1.1    ← 自宅ルーター        ┐&#xA;192.168.1.10   ← スマートフォン      │ 同じネットワーク（192.168.1 が共通）&#xA;192.168.1.20   ← パソコン            ┘&#xA;&#xA;142.250.xx.xx  ← Googleのサーバー       → 別のネットワーク&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;p&gt;一方、Googleのサーバーの &lt;code&gt;142.250.xx.xx&lt;/code&gt; はネットワーク部が全く異なります。だからルーターは「これは外部へ転送すべきデータだ」と判断できるわけです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;ipv4の表記形式&#34;&gt;IPv4の表記形式&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;現在広く使われているIPアドレスは &lt;strong&gt;IPv4（Internet Protocol version 4）&lt;/strong&gt; と呼ばれます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;表記形式はこうです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;   192  .  168  .   1   .   1&#xA;  ┌─────┐ ┌─────┐ ┌─────┐ ┌─────┐&#xA;  │ 8bit │.│ 8bit │.│ 8bit │.│ 8bit │&#xA;  └─────┘ └─────┘ └─────┘ └─────┘&#xA;              合計 32ビット&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;p&gt;4つの数値をドット（.）で区切って並べます。それぞれの数値は &lt;strong&gt;0〜255&lt;/strong&gt; の範囲です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;例：&#xA;  192.168.1.1      ← 自宅ルーターによく設定されるアドレス&#xA;  192.168.1.100    ← そのルーターにつながったPCに割り当てられるアドレスの例&#xA;  8.8.8.8          ← Googleが公開しているDNSサーバーのアドレス&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;h3 id=&#34;なぜ0255なのか&#34;&gt;なぜ0〜255なのか&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;各数値が0〜255である理由は、コンピュータが内部で &lt;strong&gt;8ビット（bit）&lt;/strong&gt; 単位でデータを扱っているからです。1ビットは0か1のどちらかです。8ビットをつなぎあわせると、0と1の並び方は256通り（2を8回かけた数）になります。256通りということは、0から255まで256種類の数を表せるということです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;IPアドレスは4つの8ビットで構成されているので合計 &lt;strong&gt;32ビット&lt;/strong&gt; です。この32ビットで表せる組み合わせは約43億通り。つまりIPv4では理論上、約43億台の機器にそれぞれ異なるアドレスを割り当てられます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;macアドレスとipアドレスの比較&#34;&gt;MACアドレスとIPアドレスの比較&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;2つのアドレスの違いを整理します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;MACアドレス&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;IPアドレス&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;役割&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;同じネットワーク内での機器識別&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ネットワークをまたいだ機器識別&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;決まり方&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;製造時に書き込まれる（固定）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;接続するネットワークで変わる（変動）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;「場所」の情報&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;持っていない&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;持っている&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;使われる層&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;レイヤー1（ネットワークインターフェース層）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;レイヤー2（インターネット層）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;例&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;&lt;code&gt;00:1A:2B:3C:4D:5E&lt;/code&gt;&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;&lt;code&gt;192.168.1.10&lt;/code&gt;&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;「届けるまでの全体の流れ」で言うと、IPアドレスが「どのネットワークのどの機器へ」という大まかな宛先を示し、宛先のネットワークに到着してからMACアドレスが「正確な機器まで」最後の一区間を届けます。2つのアドレスはバトンをつなぐように連携しています。この連携の仕組みは、後の「ARP」の記事で詳しく扱います。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;データはパケットに包まれて送られる&#34;&gt;データはパケットに包まれて送られる&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;インターネット層では、データを送るときに「宛先IPアドレス」と「送信元IPアドレス」をデータと一緒にひとまとめにして送ります。この「封筒」を &lt;strong&gt;パケット（packet）&lt;/strong&gt; といいます。&lt;/p&gt;&#xA;&#xA;    &lt;blockquote&gt;&#xA;        &lt;p&gt;&lt;strong&gt;Packet（パケット）&lt;/strong&gt;：「小包・小荷物」という意味。データをひとまとまりに包んで送る単位。&lt;/p&gt;&#xA;&#xA;    &lt;/blockquote&gt;&#xA;&lt;p&gt;第17回で登場した「フレーム」はレイヤー1の封筒でした。パケットはその一つ上のレイヤー2の封筒です。実際の通信ではパケットがフレームの中に入れ子になって送られますが、その詳細は後の記事で扱います。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;┌────────────────────────────────────────┐&#xA;│      パケット（インターネット層の封筒）        │&#xA;├──────────────────┬─────────────────────┤&#xA;│ 宛先IPアドレス    │  142.250.xx.xx      │ ← Googleのサーバー&#xA;├──────────────────┼─────────────────────┤&#xA;│ 送信元IPアドレス  │  192.168.1.10       │ ← 自分のスマートフォン&#xA;├──────────────────┴─────────────────────┤&#xA;│                データ本体               │&#xA;└────────────────────────────────────────┘&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;p&gt;ルーターはこのパケットの「宛先IPアドレス」を読んで、「このデータはどのネットワークへ送ればいいか」を判断します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;※ルーターについては後の記事で扱います。ここでは、スイッチからデータを受け取って、他のネットワークに流す役目を担う機器と考えてください。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;実際にデータが届くまでの流れ&#34;&gt;実際にデータが届くまでの流れ&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;スマートフォンでGoogleを開くとき、IPアドレスはこんな流れで使われます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;スマートフォン          自宅ルーター        途中のルーター群         Googleのサーバー&#xA;(192.168.1.10)                                               (142.250.xx.xx)&#xA;     │                    │                    │                    │&#xA;     │──パケット送信──────▶│                    │                    │&#xA;     │  宛先:142.250.xx.xx │──転送──────────────▶│                    │&#xA;     │                    │  宛先:142.250.xx.xx │──転送──────────────▶│&#xA;     │                    │                    │  宛先:142.250.xx.xx │&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;p&gt;自宅のルーターはパケットの宛先IPアドレスを読み、「このアドレスは外部ネットワーク宛て」と判断してインターネットへ転送します。インターネット上の複数のルーターが「次はどこへ」とリレー形式で転送を続け、最終的にGoogleのサーバーへ届きます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;各ルーターが判断の根拠にしているのが、一貫してIPアドレスです。ルーティングの詳しい仕組みは後の記事で扱います。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;ipアドレスはどこから割り当てられるのか&#34;&gt;IPアドレスはどこから割り当てられるのか&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;IPアドレスは、接続するネットワークのルーターから自動で割り当てられます。自宅のWi-Fiに接続するとき、スマートフォンやパソコンに自動でIPアドレスが配られていますね。この仕組みを担うのが &lt;strong&gt;DHCP（Dynamic Host Configuration Protocol）&lt;/strong&gt; です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;ul&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Dynamic（ダイナミック）&lt;/strong&gt;：動的に、その都度&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Host（ホスト）&lt;/strong&gt;：ネットワークに接続する機器のこと&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Configuration（コンフィギュレーション）&lt;/strong&gt;：設定・構成&lt;/li&gt;&#xA;&lt;/ul&gt;&#xA;&lt;p&gt;「接続する機器に、その都度設定を配る仕組み」という意味です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;なお、IPアドレスは自動割り当て以外に、管理者が手動で設定することもあります。DHCP機能を使うとルーター都合で機器のIPアドレスを変更する場合があります。一回ケーブルを抜いて、もう一度指した場合、などがそうですね。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;なお、IPアドレスは自動割り当て以外に、管理者が手動で設定することもあります。DHCPを使うと、ケーブルを一度抜いて挿し直したタイミングなどにIPアドレスが変わることがあります。サーバーや業務用機器では「常に同じIPアドレスを持つ」ことが求められるため、手動で固定するケースが多いです。DHCPの詳しい仕組みは後の記事で取り上げます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;ipv4とipv6&#34;&gt;IPv4とIPv6&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;IPv4のアドレス数は約43億でしたが、スマートフォン・IoT機器・クラウドサーバーが爆発的に増えた結果、このアドレスが枯渇しはじめました。インターネットが普及し始めた1990年代には「43億もあれば十分」と考えられていましたが、2011年にはIPv4の新規割り当てが事実上停止しています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;その解決策として登場したのが &lt;strong&gt;IPv6（Internet Protocol version 6）&lt;/strong&gt; です。128ビットのアドレス空間を持ち、理論上は約340澗（かん）という天文学的な数のアドレスを使えます。地球上のすべての砂粒にIPアドレスを割り当てても余るほどの数です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre tabindex=&#34;0&#34;&gt;&lt;code&gt;IPv4の例：  192.168.1.1&#xA;IPv6の例：  2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334&#xA;&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;&lt;p&gt;現在はIPv4とIPv6が並行して使われている過渡期です。この連載ではIPv4を中心に扱いますが、「より新しい形式としてIPv6がある」とだけ押さえておいてください。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;まとめ&#34;&gt;まとめ&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;ul&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;IPアドレス&lt;/strong&gt;はネットワークをまたいだ機器識別のための「論理的な住所」&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;MACアドレスは場所の情報を持たないため、別ネットワークへの転送にIPアドレスが必要&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;IPv4&lt;/strong&gt;は32ビット、0〜255の数値4つをドットで区切った形式（例：192.168.1.1）&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;IPアドレスには「どのネットワークか」を示すネットワーク部と「どの機器か」を示すホスト部がある&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;データはIPアドレスを含む「パケット」に包まれ、ルーターにリレーされながら届けられる&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;IPアドレスは &lt;strong&gt;DHCP&lt;/strong&gt; という仕組みで自動割り当てされる（詳細は後の記事で）&lt;/li&gt;&#xA;&lt;/ul&gt;&#xA;&lt;p&gt;次の記事では、IPアドレスの内部構造──ネットワーク部とホスト部──に踏み込みます。「なぜ192.168.1.1と192.168.1.100が同じネットワーク内にいるとわかるのか」が見えてきます。&lt;/p&gt;&#xA;</description>
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