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        <title>スター型トポロジー on ネットワーク入門講座</title>
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        <lastBuildDate>Thu, 18 Jun 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://network-introduction.com/tags/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%9E%8B%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml" /><item>
            <title>バス型ネットワークとは？コンピューターネットワーク黎明期の接続形式をやさしく解説</title>
            <link>https://network-introduction.com/post/bus-topology/</link>
            <pubDate>Sun, 14 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
            <guid>https://network-introduction.com/post/bus-topology/</guid>
            <description>&lt;img src=&#34;https://network-introduction.com/post/bus-topology/thumb.webp&#34; alt=&#34;Featured image of post バス型ネットワークとは？コンピューターネットワーク黎明期の接続形式をやさしく解説&#34; /&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークとは、コンピューターネットワークの黎明期（1970〜80年代）に広く使われていた接続形式です。1本の太いケーブルを幹線として複数のコンピューターをつなぎ、「トランシーバー（ヴァンパイアタップ）」と呼ばれる装置でケーブルに直接針を刺して接続ポイントを作るという、当時ならではの工夫が用いられていました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ケーブルを集約する機器（ハブ）はコストと技術の制約から実現が難しく、バス型ネットワークはその制約の中で生まれた現実的な解答でした。現代のネットワークがなぜハブやスイッチを中心とした構成になったのかは、バス型ネットワークの仕組みを知ることで明確に見えてきます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;はじめに&#34;&gt;はじめに&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;コンピューターネットワークとは「複数のコンピューターをつなぎ、データを行き来させる仕組み」です（&lt;a class=&#34;link&#34; href=&#34;https://network-introduction.com/post/what-is-network&#34; &gt;こちらの記事&lt;/a&gt;で解説しています）。この定義に基づけば、ネットワークを成立させる最低台数は2台です。パソコン1台とプリンター1台をケーブルでつなぐだけでも、立派なネットワークといえます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ただ、企業や大学でコンピューターが使われはじめた1970〜80年代、「3台以上をどうつなぐか」という問題が議論されるようになりました。台数が多くなった場合に対処するため、エンジニアたちが最初に出した答えが「バス型ネットワーク」でした。では、台数が増えると何が問題になるのでしょうか。まずケーブルの本数から見ていきましょう。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;接続台数とケーブルの本数の問題&#34;&gt;接続台数とケーブルの本数の問題&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;ネットワーク黎明期によく見られた「コンピューター同士を直接つなぐ」構成において、接続台数とケーブルの本数の関係を見てみます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;2台をつなぐ--最もシンプルなネットワーク&#34;&gt;2台をつなぐ ― 最もシンプルなネットワーク&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;img alt=&#34;コンピューター2台を1本のケーブルで直結した図&#34; 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というバス型ネットワークの発想でした。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;なお、現代のようにケーブルを集約する機器を使用するという発想は当時は採用されませんでした。この理由については後述します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;バス型ネットワーク--1本の太いケーブルにコンピューターを並べる接続形式&#34;&gt;バス型ネットワーク ― 1本の太いケーブルにコンピューターを並べる接続形式&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークは、1本の太いケーブルをテーブルや床、壁などに這わせて、そのケーブルにコンピューターを接続する形です。1本のケーブルを、接続しているコンピューターすべてで &lt;strong&gt;「共有」&lt;/strong&gt; します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;img alt=&#34;バス型ネットワーク ― 1本の太いケーブルにコンピューターを並べる接続形式&#34; class=&#34;gallery-image&#34; data-flex-basis=&#34;480px&#34; data-flex-grow=&#34;200&#34; height=&#34;600&#34; loading=&#34;lazy&#34; sizes=&#34;(max-width: 767px) calc(100vw - 30px), (max-width: 1023px) 700px, (max-width: 1279px) 950px, 1232px&#34; src=&#34;https://network-introduction.com/post/bus-topology/bus-topology.jpg&#34; srcset=&#34;https://network-introduction.com/post/bus-topology/bus-topology_hu_d531cd123bc9f6fc.jpg 480w, https://network-introduction.com/post/bus-topology/bus-topology_hu_e4016381be765bad.jpg 768w, https://network-introduction.com/post/bus-topology/bus-topology_hu_7edae8adaac781df.jpg 1024w, https://network-introduction.com/post/bus-topology/bus-topology.jpg 1200w&#34; width=&#34;1200&#34;&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;1本のケーブルに沿ってコンピューターが並ぶ様子は、1本の道路沿いにバス停が並んでいる光景に重なります。これが「バス型（Bus Topology）」と呼ばれる由来です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;英単語&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;bus&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;バス&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;topology&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;接続の形態・配置の方法・並び方&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;バス型ネットワークにおけるコンピューターの接続方法&#34;&gt;バス型ネットワークにおけるコンピューターの接続方法&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークでは「1本の太いケーブルにコンピューターを接続する」と説明しました。では実際、当時はどのようにコンピューターを接続していたのでしょうか。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;驚くかもしれませんが、「トランシーバー」という機器を使ってケーブルに穴をあけ、そこに金属針をねじ込むことで半ば強引に接続ポイントを作っていたのです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;イエローケーブルと10base5&#34;&gt;イエローケーブルと「10BASE5」&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークで実際に使われたのが、「10BASE5（テン・ベース・ファイブ）」という規格のケーブルです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;語句&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;転送速度10Mbps（1980年代当時は十分な速度）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;BASE&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ベースバンド方式（1本のケーブルで1種類の信号だけを流す方式）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;5&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;最大伝送距離が5（=500m）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;直径約1センチ、黄色い被覆に包まれていたため &lt;strong&gt;「イエローケーブル」&lt;/strong&gt; とも呼ばれます。太くて硬く、「廊下に這わせると邪魔」「曲げるのが一苦労」と言われるほどの存在感でした。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;このケーブルの両端には必ず「ターミネーター（終端抵抗）」を取り付けます。信号はケーブルを電気の波として伝わりますが、末端まで到達すると壁に当たった音のように跳ね返ります（反射）。ターミネーターはその反射を吸収し、信号の乱れを防ぎます。取り付けないと電気信号がケーブル内で反射を繰り返し、ネットワークが停止してしまいます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;英単語&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;terminator&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;terminate（終わらせる・終端にする）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;トランシーバーヴァンパイアタップ&#34;&gt;トランシーバー（ヴァンパイアタップ）&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;トランシーバーの底面には2本の鋭い金属針があります。これをケーブルに強く押し当ててネジで固定すると、針がケーブルを貫通します。1本はケーブル中心の信号線に届き、もう1本は外側の保護層（シールド）に接触します。イエローケーブルには2.5m間隔で黒い帯状のマーク（タップマーク）が印字されており、必ずこのマークの位置に接続することになっていました（信号の反射を防ぐため）。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;英単語&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;trans-&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;「送る」の意（transmit＝送信する、から）; 信号を送り出す機能&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;-ceiver&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;「受け取る」の意（receive＝受信する、から）; 信号を受け取る機能&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;この2本の金属針がケーブルに突き立てられる様子が、吸血鬼が牙を刺す姿に見えることから、 &lt;strong&gt;「ヴァンパイアタップ（vampire tap）」&lt;/strong&gt; という別名で広く知られています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;auiケーブルドロップケーブル&#34;&gt;AUIケーブル（ドロップケーブル）&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;取り付けたトランシーバーとコンピューターの間には、「AUIケーブル（ドロップケーブル）」と呼ばれる別のケーブルを伸ばして接続します。最大50メートルまで使えたため、幹線のイエローケーブルを廊下や壁際に固定したまま、コンピューターをオフィスの好きな場所に置くことができました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;10base2--より手軽なバス型ケーブル&#34;&gt;10BASE2 ― より手軽なバス型ケーブル&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;1985年ごろ登場した「10BASE2（テン・ベース・ツー）」は、10BASE5の「太さ・硬さ・接続の手間」を改善した規格です。細くて曲げやすい同軸ケーブル（直径約5mm）を使い、ヴァンパイアタップではなく &lt;strong&gt;BNCコネクタ&lt;/strong&gt; と &lt;strong&gt;T型コネクタ&lt;/strong&gt; でケーブルに差し込む方式を採用しました。「シンイーサネット（Thin Ethernet）」とも呼ばれ、小規模オフィスや教室への普及に貢献しました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;語句&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;転送速度10Mbps&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;BASE&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ベースバンド方式&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;2&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;最大伝送距離が約200m（正確には185m。「2」は切り上げた値）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;ただし、10BASE2もバス型の構造である点は変わらないため、後述する「衝突」や「断線によるネットワーク停止」といった問題はそのまま引き継いでいます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;バス型ネットワークの弱点&#34;&gt;バス型ネットワークの弱点&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークには、主に次の &lt;strong&gt;3つの構造的な弱点&lt;/strong&gt; があります。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;ul&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;データが全員に届いてしまう&lt;/strong&gt;（プライバシーと処理効率の問題）&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;信号の「衝突」が頻繁に起こる&lt;/strong&gt;（速度低下の問題）&lt;/li&gt;&#xA;&lt;li&gt;&lt;strong&gt;1か所の断線でネットワーク全体が止まる&lt;/strong&gt;（障害耐性の問題）&lt;/li&gt;&#xA;&lt;/ul&gt;&#xA;&lt;p&gt;これらはすべて、「1本のケーブルを全員で共有する」というバス型の構造そのものに起因しています。以下でそれぞれ解説します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;データが全員に届いてしまう&#34;&gt;データが全員に届いてしまう&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークでは、誰かが送った電気信号はケーブル全体を走るため、つながっている全員のコンピューターに届きます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;コンピューターAがコンピューターCにデータを送ると、その信号はB・D・Eにも届きます。それぞれが受信したデータの宛先を確認し、自分宛てでなければ無視します。これは学校の全校放送に似ています。スピーカーからの声は全校生徒が聞きますが、呼ばれた生徒ひとりだけが反応します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;問題は、他者同士の通信を覗き見ることができる点です。AがCに対してメールを送ると、その信号はBにも届きます。Bは自分宛でない信号なので基本的に無視しますが、特殊なツール（「パケットスニファ」と呼ばれる解析ソフト）を使えば、その内容を読み取ることができてしまいます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;また、100台のコンピューターが接続されているネットワークでは、単純計算で99%は自分宛てでない信号です。宛先を判断する処理もコンピューターに負荷をかけるため、現代の視点から見ると効率的とは言えません。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;信号の衝突が頻繁に起こる&#34;&gt;信号の「衝突」が頻繁に起こる&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;1本のケーブルを共有しているため、複数台のコンピューターが同時に信号を送ると、信号同士がぶつかり合って読み取れない状態になります。これを &lt;strong&gt;「衝突（コリジョン）」&lt;/strong&gt; と言います。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;衝突が起きると、両方が送信を止め、少し待ってから再送します。この「送信前にケーブルの状態を確認し、衝突したら待つ」という仕組みには正式な名前があります。 &lt;strong&gt;CSMA/CD（Carrier Sense Multiple Access / Collision Detection：搬送波感知多重アクセス/衝突検出）&lt;/strong&gt; と呼ばれる通信制御方式です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ただし、接続台数が多いと、待ってから再送してもまた衝突することがあります。そのため、接続台数が増えると通信速度が著しく低下するという弱点がありました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;1か所の断線でネットワーク全体が止まる&#34;&gt;1か所の断線でネットワーク全体が止まる&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;1本のケーブルを全員で共有しているため、どこか1か所でも断線したり、ターミネーターが外れたりするだけでネットワーク全体が機能しなくなります。オフィスの清掃中に誰かが誤ってターミネーターに触れてしまうだけで、フロア全体のネットワークが止まることもありました。原因を特定するにも、長いケーブルのどこに問題があるかを探し回る必要があり、復旧に時間がかかりました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;1本の大通りが崩れると、その道を使う全員が立ち往生します。バス型ネットワークはまさにその構造でした。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;現代ネットワーク--バス型からスター型へ&#34;&gt;現代ネットワーク ― バス型からスター型へ&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;上記3つの弱点は、現代の主流であるスター型ネットワーク（ハブやスイッチを中心にケーブルを集める構成）では次のように解消されています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;① データが宛先にだけ届く（盗聴リスクの低減）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;現代のスイッチングハブ（スイッチ）は、各コンピューターのMACアドレス（各機器に固有に割り当てられた番号）を管理しています。AからCへデータを送る際、スイッチはCのポートにだけデータを転送します。BやDにはデータが届かないため、盗聴が格段に難しくなりました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;② 衝突が起きない（CSMA/CD不要）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;スター型では各コンピューターが専用のケーブルでスイッチに接続されており、送受信を同時に行える「全二重通信（Full Duplex）」が可能です。ケーブルを共有しないため衝突そのものが発生せず、CSMA/CDも不要になりました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;③ 1か所の断線が全体に影響しない（障害耐性の向上）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;スター型では各コンピューターが独立したケーブルでスイッチに接続されています。1台のコンピューターやそのケーブルに問題が起きても、他のコンピューターの通信にはまったく影響しません。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;バス型ネットワークに関するよくある疑問&#34;&gt;バス型ネットワークに関するよくある疑問&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークを学ぶと、「なぜ最初からハブを使わなかったのか」という疑問を持つ方が多いです。当時の技術的・経済的な背景を見てみましょう。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;なぜ最初から集約型機器ハブを使わなかったのか&#34;&gt;なぜ最初から集約型機器（ハブ）を使わなかったのか&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;現代のハブやスイッチは、すべてのケーブルを1台の機器に集め、届いたデータを適切なポートへ送り出します。ネットワーク黎明期にこの形が選ばれなかった理由は2つあります。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;① 集約型機器を作るコストが高すぎた&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ハブのような集約型機器は、各ポートで届いたデータを電気的に処理して送り出す「能動的な装置（アクティブデバイス）」です。ポートの数だけ回路が必要で、1980年代の電子部品の価格では1台あたりのコストが非常に高くなりました。ハブは「全乗客の行き先を把握して適切な車両に誘導する精密な自動改札システム」のようなもの、一方バス型のケーブルは「ただの道路」でほぼコストゼロで引けます。精密な自動改札は、当時の技術では非常に高価でした。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;② 当時のイーサネットはバス型の共有構造を前提に設計されていた&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;先ほど説明したCSMA/CDというルールは、バス型ネットワークの共有ケーブルを前提に組み込まれた仕組みです。1本の道を全員で使い合うことが、当時のイーサネットの根本的な設計思想でした。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;1990年代に入ると回路の製造コストが急激に下がり、ハブが現実的な価格で製品化されはじめます。スター型が広まり、バス型ネットワークは歴史の中へと去っていきました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;まとめ&#34;&gt;まとめ&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークは、1本のケーブルを全コンピューターで共有してつなぐ、ネットワーク黎明期の接続形式です。黄色い太い同軸ケーブル（10BASE5）を幹線に、ヴァンパイアタップ（トランシーバー）でケーブルに直接穴をあけて接続する独特の仕組みは、当時の技術とコストの制約が生んだ工夫でした。1990年代以降、ハブの普及とともにスター型へと置き換えられ、現在は歴史的な接続形式として語られています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;バス型-vs-スター型-比較表&#34;&gt;バス型 vs スター型 比較表&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;比較項目&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;バス型ネットワーク&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;スター型ネットワーク&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;接続形式&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;1本のケーブルを全員で共有&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;各コンピューターが専用ケーブルでスイッチに接続&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;データの届き方&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;全員に届く（ブロードキャスト）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;宛先のみに届く（スイッチが制御）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;衝突&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;発生しやすい（CSMA/CDで対処）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;発生しない（全二重通信）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;断線の影響&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ネットワーク全体が停止&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;切断した1台のみに影響&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;セキュリティ&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;盗聴リスクあり&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;スイッチが宛先を管理し低リスク&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;普及時期&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;1970〜90年代&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;1990年代〜現在&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;用語表&#34;&gt;用語表&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;用語&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;バス型（Bus Topology）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;bus＝共有の信号路 / topology＝接続形態; バス停が並ぶ大通りのように1本のケーブルに複数のコンピューターが接続される形&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;トランシーバー（Transceiver）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;transmit（送信する）+ receive（受信する）の合成語; データの送受信を担う装置。バス型ではケーブルに針を刺して接続する&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ヴァンパイアタップ（Vampire Tap）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;vampire（吸血鬼）+ tap（穿刺する・取り出す）; 吸血鬼の牙のようにケーブルに針を刺して信号を引き出す装置（トランシーバー）の別称&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10BASE5&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10Mbps / baseband / 500m; バス型で使われた黄色い太い同軸ケーブルの規格&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10BASE2&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10Mbps / baseband / 約200m; バス型で使われた細い同軸ケーブルの規格（シンイーサネット）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ターミネーター（Terminator）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;terminate（終端にする）; ケーブル末端で信号の反射を吸収する終端抵抗&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;AUIケーブル（AUI Cable）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;Attachment Unit Interface; トランシーバーとコンピューターをつなぐドロップケーブル（最大50m）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;CSMA/CD&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;Carrier Sense Multiple Access / Collision Detection（搬送波感知多重アクセス/衝突検出）; 衝突を検知して送信を再試行する通信制御方式&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;</description>
        </item><item>
            <title>ハブとは？バス型の断線問題を解決した集線装置をやさしく解説</title>
            <link>https://network-introduction.com/post/hub/</link>
            <pubDate>Wed, 27 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
            <guid>https://network-introduction.com/post/hub/</guid>
            <description>&lt;img src=&#34;https://network-introduction.com/post/hub/thumb.webp&#34; alt=&#34;Featured image of post ハブとは？バス型の断線問題を解決した集線装置をやさしく解説&#34; /&gt;&lt;p&gt;ハブとは、複数のコンピューターを中央に集約してつなぐ集線装置です。バス型ネットワークでは1本のケーブルを全員で共有していたため、どこか1か所が断線するだけでネットワーク全体が止まりました。ハブは各コンピューターに専用のケーブルを割り当てることでその問題を解決しました。1本のケーブルが切れても影響を受けるのはそのコンピューター1台だけで済みます。ただし、届いた信号をすべてのポートへ転送するというハブの動作はバス型と同じで、信号の盗聴リスクや衝突の問題は残りました。これらを解決したのは後継の &lt;strong&gt;スイッチングハブ&lt;/strong&gt; です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;はじめに&#34;&gt;はじめに&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;&lt;a class=&#34;link&#34; href=&#34;https://network-introduction.com/post/bus-topology&#34; &gt;バス型ネットワークの記事&lt;/a&gt;では、バス型の3つの弱点として「データが全員に届く」「信号の衝突が起きる」「1か所の断線でネットワーク全体が止まる」を紹介しました。このうち3番目の断線問題を解決した装置がハブです。1990年代に急速に普及し、バス型ネットワークをほぼ完全に置き換えました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;バス型の断線問題--おさらい&#34;&gt;バス型の断線問題 ― おさらい&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;バス型ネットワークでは、1本のケーブルを幹線として床や壁に這わせ、複数のコンピューターをそのケーブルに並列に接続していました。全員が同じ1本のケーブルを共有しているため、どこか1か所でも断線すれば電気信号の通路が遮断されてネットワーク全体が機能しなくなります。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre class=&#34;mermaid&#34; 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 &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;語句&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;転送速度10Mbps&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;BASE&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ベースバンド方式&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;T&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;Twisted pair（ツイストペアケーブル）の略&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;10BASE-Tでは、それまでの太くて硬いイエローケーブル（10BASE5）の代わりに「ツイストペアケーブル（UTPケーブル）」を採用しました。パソコンとルーターをつなぐLANケーブルと同じ種類で、細くて柔軟性があります。2本の電線をらせん状にねじり合わせることで電気的なノイズを打ち消し合う構造を持ちます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;英単語&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;twisted&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ねじれた・よじれた; 2本の電線をらせん状に巻き合わせた構造&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;pair&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;対（つい）; 2本1組の電線&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;「RJ-45」と呼ばれる台形型のコネクタで接続し、ケーブル1本あたりの最大距離は100mです。バス型のイエローケーブル（最大500m）より短くなりましたが、1台ずつ専用ケーブルで接続するスター型では十分な長さです。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;&lt;a class=&#34;link&#34; href=&#34;https://network-introduction.com/post/bus-topology&#34; &gt;バス型の記事&lt;/a&gt;では「なぜ最初からハブを使わなかったのか」として、当時の電子部品のコストが高すぎたことを挙げました。1990年代に入ると製造コストが急激に下がり、ハブが現実的な価格で手に入るようになります。10BASE-Tの標準化とコスト低下が重なり、スター型ネットワークは一気に広まりました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;スター型トポロジー--ハブを中心にした接続形式&#34;&gt;スター型トポロジー ― ハブを中心にした接続形式&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;ハブを使ったネットワークは「スター型（Star Topology）」と呼ばれます。中央のハブから各コンピューターへのケーブルが放射状に伸び、その形が星（スター）に見えることが名前の由来です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre class=&#34;mermaid&#34; style=&#34;visibility:hidden&#34;&gt;%%{init: {&#34;theme&#34;:&#34;base&#34;,&#34;themeVariables&#34;:{&#34;primaryColor&#34;:&#34;#E6F1FB&#34;,&#34;primaryTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;primaryBorderColor&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;noteBkgColor&#34;:&#34;#B5D4F4&#34;,&#34;noteTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;lineColor&#34;:&#34;#378ADD&#34;,&#34;signalColor&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;signalTextColor&#34;:&#34;#0C447C&#34;,&#34;actorBkg&#34;:&#34;#E6F1FB&#34;,&#34;actorBorder&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;actorTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;sequenceNumberColor&#34;:&#34;#ffffff&#34;,&#34;fontSize&#34;:&#34;14px&#34;,&#34;clusterBkg&#34;:&#34;#F1EFE8&#34;,&#34;clusterBorder&#34;:&#34;#B4B2A9&#34;}}}%%&#xA;flowchart TB&#xA; 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         &lt;td&gt;接続の形態・配置の方法・並び方&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;バス型との根本的な違いは「各コンピューターが専用のケーブルでハブに接続される」という点です。全員が1本のケーブルを共有していたバス型から、1対1の専用ケーブルで中央ハブとつながる形への転換です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;断線問題の解決--専用ケーブルが生んだ障害耐性&#34;&gt;断線問題の解決 ― 専用ケーブルが生んだ障害耐性&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;専用ケーブルを持つスター型では、1本が断線しても他のケーブルは独立して生きています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre class=&#34;mermaid&#34; style=&#34;visibility:hidden&#34;&gt;%%{init: {&#34;theme&#34;:&#34;base&#34;,&#34;themeVariables&#34;:{&#34;primaryColor&#34;:&#34;#E6F1FB&#34;,&#34;primaryTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;primaryBorderColor&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;noteBkgColor&#34;:&#34;#B5D4F4&#34;,&#34;noteTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;lineColor&#34;:&#34;#378ADD&#34;,&#34;signalColor&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;signalTextColor&#34;:&#34;#0C447C&#34;,&#34;actorBkg&#34;:&#34;#E6F1FB&#34;,&#34;actorBorder&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;actorTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;sequenceNumberColor&#34;:&#34;#ffffff&#34;,&#34;fontSize&#34;:&#34;14px&#34;,&#34;clusterBkg&#34;:&#34;#F1EFE8&#34;,&#34;clusterBorder&#34;:&#34;#B4B2A9&#34;}}}%%&#xA;flowchart TB&#xA;    HUB[&#34;🔌 ハブ（Hub）&#34;]&#xA;    HUB -. &#34;✂️ 断線&#34; .- A[&#34;💻 PC-A&#xA;❌ 通信不能&#34;]&#xA;    HUB --- B[&#34;💻 PC-B&#xA;✅ 正常&#34;]&#xA;    HUB --- C[&#34;💻 PC-C&#xA;✅ 正常&#34;]&#xA;    HUB --- D[&#34;💻 PC-D&#xA;✅ 正常&#34;]&#xA;    HUB --- E[&#34;💻 PC-E&#xA;✅ 正常&#34;]&lt;/pre&gt;&lt;p align=&#34;center&#34;&gt;図：スター型：断線の影響は1台のみ・他は正常に動作&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;コンピューターAのケーブルが断線しても、B・C・D・Eはそれぞれ独立したケーブルでハブに接続されているため、まったく影響を受けません。「共有しているものが壊れれば全員が止まる」という問題が、専用ケーブルによって解消されました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;障害の特定も大幅に楽になりました。多くのハブにはポートごとに「リンクLED」と呼ばれるランプがついており、接続が切れたポートのランプが消えます。「3番ポートのランプが消えている」とわかれば、問題の場所を「ハブ〜コンピューターC間の1本のケーブル」に絞り込めます。バス型で長いケーブル全体を調べ回っていた作業とはまったく異なります。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;機器の追加・取り外しも容易になりました。バス型ではケーブルに直接穴を開ける必要がありましたが、スター型ではポートにケーブルを差し込むか抜くだけです。ハブは用途に応じて8ポート・16ポート・24ポートなどの製品が存在し、接続台数に合わせて選べるようになりました。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;次に、ハブの内部で何が起きているかを見ていきます。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;ハブの仕組み--信号を全ポートに転送する&#34;&gt;ハブの仕組み ― 信号を全ポートに転送する&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;ハブの正式な呼び名は「リピーティングハブ（Repeating Hub）」で、「リピーターハブ（Repeater Hub）」とも呼ばれます。1つのポートに届いた信号を増幅して、他のすべてのポートへ転送します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;pre class=&#34;mermaid&#34; style=&#34;visibility:hidden&#34;&gt;%%{init: {&#34;theme&#34;:&#34;base&#34;,&#34;themeVariables&#34;:{&#34;primaryColor&#34;:&#34;#E6F1FB&#34;,&#34;primaryTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;primaryBorderColor&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;noteBkgColor&#34;:&#34;#B5D4F4&#34;,&#34;noteTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;lineColor&#34;:&#34;#378ADD&#34;,&#34;signalColor&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;signalTextColor&#34;:&#34;#0C447C&#34;,&#34;actorBkg&#34;:&#34;#E6F1FB&#34;,&#34;actorBorder&#34;:&#34;#185FA5&#34;,&#34;actorTextColor&#34;:&#34;#042C53&#34;,&#34;sequenceNumberColor&#34;:&#34;#ffffff&#34;,&#34;fontSize&#34;:&#34;14px&#34;,&#34;clusterBkg&#34;:&#34;#F1EFE8&#34;,&#34;clusterBorder&#34;:&#34;#B4B2A9&#34;}}}%%&#xA;flowchart LR&#xA;    A[&#34;💻 PC-A&#xA;（送信）&#34;] --&gt;|&#34;データ送信&#34;| HUB[&#34;🔌 ハブ&#xA;全ポートへ転送&#34;]&#xA;    HUB --&gt;|&#34;転送&#34;| B[&#34;💻 PC-B&#xA;宛先でなければ無視&#34;]&#xA;    HUB --&gt;|&#34;転送&#34;| C[&#34;💻 PC-C&#xA;✅ 宛先！受信&#34;]&#xA;    HUB --&gt;|&#34;転送&#34;| D[&#34;💻 PC-D&#xA;宛先でなければ無視&#34;]&#xA;    HUB --&gt;|&#34;転送&#34;| E[&#34;💻 PC-E&#xA;宛先でなければ無視&#34;]&lt;/pre&gt;&lt;p align=&#34;center&#34;&gt;図：ハブは届いた信号を全ポートへ一斉に転送する&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;コンピューターAがコンピューターCへデータを送った場合も、ハブはAから届いた信号をB・D・Eへも転送します。各コンピューターは受け取ったデータの宛先を確認し、自分宛でなければ無視します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ここで「物理的な接続の形」と「信号の流れ方」を分けて考えると理解しやすくなります。ケーブルの配置を見ると、各コンピューターのケーブルがそれぞれハブに向かって独立しており、スター型の形をしています。これが「物理的な構成（物理トポロジー）」です。しかし信号の流れを見ると、ハブに届いた信号はすべてのコンピューターへ転送されます。全員に届くという点では、1本のケーブルを走ったバス型と変わりません。これが「論理的な動作（論理トポロジー）」です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;グループLINEでメッセージを送ると、グループに参加している全員のスマートフォンに同時に届くイメージです。ハブも同じで、1台のコンピューターが送った信号を、つながっているすべてのコンピューターへ即座に転送します。受け取った各コンピューターは宛先を確認し、自分宛でなければ無視します。これが「物理的にはスター型、論理的にはバス型」と表現される理由です。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;またハブを使ったネットワークでは、送信と受信を同時にできない半二重通信（Half Duplex）のままです。そのため、ハブに接続されたすべてのコンピューターは「衝突ドメイン（信号の衝突が起こりうる範囲）」を共有しており、2台が同時に送信すれば衝突が発生します。&lt;a class=&#34;link&#34; href=&#34;https://network-introduction.com/post/csma-cd&#34; &gt;CSMA/CDの記事&lt;/a&gt;で解説した「送信前に確認し、衝突したら待つ」というルールは、ハブを使ったネットワークでもそのまま機能します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;英単語&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;repeating&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;繰り返す; 届いた信号を増幅してすべてのポートへ再送する動作&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;port&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;港・出入口; ケーブルを差し込む接続口&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;バス型スター型ハブの比較&#34;&gt;バス型・スター型（ハブ）の比較&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;バス型とハブを使ったスター型を並べて整理します。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;比較項目&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;バス型&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;スター型（ハブ）&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;断線の影響&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ネットワーク全体が停止&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;断線した1台のみ通信不能&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;障害の特定&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;長いケーブル全体を調査&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ハブのランプを見れば瞬時に特定&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;機器の追加&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ケーブルへの物理加工が必要&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ポートにケーブルを差し込むだけ&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;データの届き方&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;全員に届く&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;全員に届く（ハブが全ポートへ転送）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;衝突&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;発生する（CSMA/CDで対処）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;発生する（CSMA/CDで対処）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;セキュリティ&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;盗聴リスクあり&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;盗聴リスクあり（改善されず）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;&lt;p&gt;断線耐性・障害特定・機器追加はスター型で大幅に改善されました。一方、データの届き方・衝突・セキュリティの問題はバス型から変わりません。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;h2 id=&#34;まとめ&#34;&gt;まとめ&#xA;&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;ハブは、バス型ネットワークの「断線によるネットワーク全体の停止」を解決した集線装置です。各コンピューターを専用ケーブルでハブへ接続するスター型トポロジーが、断線の影響を1台に限定し、障害箇所の特定も容易にしました。10BASE-Tとツイストペアケーブルの普及とともに1990年代に急速に広まり、バス型を置き換えました。ただし、信号を全ポートへ転送するという動作はバス型と変わらず、盗聴リスクと衝突の問題は残りました。現在、ハブ（リピーティングハブ）はほぼ使われておらず、これらの問題を解決したスイッチングハブが標準となっています。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;h3 id=&#34;用語表&#34;&gt;用語表&#xA;&lt;/h3&gt;&lt;table&gt;&#xA;  &lt;thead&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;th&gt;用語&lt;/th&gt;&#xA;          &lt;th&gt;意味&lt;/th&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/thead&gt;&#xA;  &lt;tbody&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ハブ（Hub）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;hub＝車輪の中心部; 自転車の車輪のように中央から各コンピューターへケーブルが放射状に伸びる集線装置&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;スター型（Star Topology）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;star＝星 / topology＝接続形態; 中央のハブから放射状にケーブルが伸び、星の形に見える接続形式&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10BASE-T&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;10Mbps / BASE＝ベースバンド / T＝Twisted pair; ハブを用いたスター型の標準規格（1990年、IEEE 802.3i）&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;ツイストペアケーブル（Twisted Pair Cable）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;twisted＝ねじれた / pair＝2本1組; 2本の電線をらせん状に巻き合わせてノイズを打ち消すケーブル&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;リピーティングハブ（Repeating Hub）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;repeating＝繰り返す; 届いた信号を増幅してすべてのポートへ再送するハブの正式名称。リピーターハブとも呼ばれる&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;衝突ドメイン（Collision Domain）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;collision＝衝突 / domain＝領域; 信号の衝突が起こりうる範囲。ハブでは全ポートが1つのドメインを共有する&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;      &lt;tr&gt;&#xA;          &lt;td&gt;リンクLED（Link LED）&lt;/td&gt;&#xA;          &lt;td&gt;link＝接続 / LED＝発光ダイオード; ポートの接続状態を示すランプ。断線すると消灯する&lt;/td&gt;&#xA;      &lt;/tr&gt;&#xA;  &lt;/tbody&gt;&#xA;&lt;/table&gt;&#xA;</description>
        </item></channel>
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